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ダンテの「神曲」を読んで

Posted by クリエイティブデザイナー on 26.2012 考え 0 comments 0 trackback
ダンテの「神曲」を読んだ。
あらすじだけですが(笑)
強烈なストーリーに胸が痛み、生き方について考えさせられた。

神曲は地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部から成る。
地獄に入るものは一切の希望を捨てて門をくぐる。
地獄は地球の中心に向かって9層から成り、中心層に近づくに従って罪が重いとされる。
ただし、無為に生きて善も悪もなさなかった亡者は、地獄にも天国にも入ることを許されず、ここで蜂や虻に刺される。

1.洗礼を受けない(キリスト教に入信しない)
2.肉欲におぼれる(愛欲者)
3.大食(貪食者)
4.吝嗇と浪費(貪欲者)
5.怒りに我を忘れる(憤怒者)
6.キリスト教以外の宗派(異端者)
7.暴力者:隣人に対する身体的財産的暴力、自己に対する暴力(自殺者)、神と自然と技術に対する暴力
8.悪意者:強姦、媚び、聖物の売買、呪術(ウソ占い)、汚職、偽善、盗み、謀略、離問(仲を引き裂く)、詐欺
9.裏切者:肉親、祖国、客人、主人に対する裏切り

裏切りが最も重い罪になっているのが興味深い。

次の煉獄は、永遠に罰を受けつづける救いようのない地獄の住人と異なり、煉獄においては、悔悟(悔い改めること)に達した者、悔悛の余地のある死者がここで罪を贖う。
罪を犯してもそれを悔い改めようとする心があれば、苦労は伴っても天国へ行けるチャンスがあるというのが興味深い。
こちらは7段階の罪を償う階層がある。

1.傲慢者
2.嫉妬者
3.憤怒者
4.怠惰者
5.貪欲者
6.暴食者
7.愛欲者

ちょうど地獄と逆の順番になっており、罪が軽いものほど天国に近い構造となっている。
傲慢や嫉妬、憤怒が償うべき重い罪になっているのが面白い。

最後の天国は、10層から成り、上へ行くほど素晴らしい。

1.神への懇願を必ずしも満たしきれなかった者
2.徳功を積みはしたが、野心や名声の執着を断ち切れなかった者
3.激しい愛の情熱に駆られた者
4.知恵深き魂を持つ者
5.キリスト教を護ために戦った戦士
6.大いなる名声を得た正義ある統治者
7.信仰ひとすじに生きた者
8~10はその上(具体的明記無し)

宗教心が強いわけではないので、神系のはどうでもいいように思えたが、
徳の他に激しい愛、知恵深いことが入っているのが興味深い。

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以上から感じたこと。
自分も含め性悪説的に考えると、悪行を犯す可能性は十分あるから、それをしないために恐れの心を持つことも大切かなと思った。
暴力、悪意(特に媚び、偽善)、裏切りは修復不能な大罪であるということ(だからしてはならぬ)。
もし悪行を犯してしまったとすれば、それを悔い改めるには相当の苦行を伴わなければ、その罪を償えないこと。
逆にいうと、その苦行を覚悟すれば楽になれるということ。

なるほど、人生かなり厳しいということですね。
私の師匠は、地獄の門にある「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の引用から、希望さえ捨てなければ地獄には行かないし、
逆に希望を持っていなければ生きていても地獄なのだということ教えてくださる。
それに加え、「無為に生きて善も悪もなさなかった亡者は天国にも地獄にも入れない」という記述から、
善いことをしようという意思すら持たなければ生きている価値すらないんだろうなと感じた。


善く生きよう。そう改めて誓った。
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